自転車のリム径(ビード座直径)
55926インチ(HE)・26x1.75・26x1.95・26x2.125 などの小数表記
小数インチ表記(HE)。ETRTO表記では「幅-559」と書かれます
ETRTOの後ろの数字が559のタイヤで、26x1.75や26x1.95など幅を小数で書く26インチ(HE)がこれです。MTB・クルーザー、ジュニア車、26インチの電動アシスト車に使われます。ママチャリの26x1-3/8(590)、650B(584)、650C(571)とは付け替えられません。
使われている自転車
このリムのタイヤサイズ
同じリム径でも、タイヤの幅とリムの内幅が合っている必要があります。
| ETRTO | インチ表記など | リム内幅の目安 |
|---|---|---|
| 50-559 | 26x2.00 / 26x1.95 / 26x1.90 | 17〜30mm |
| 54-559 | 26x2.10 / 26x1.95 / 26x2.125 | 17〜30mm |
リム内幅の目安の読み方
ETRTO(欧州タイヤ・リム技術機構)2024年版の「タイヤ幅とリム内幅の組み合わせ」表(シュワルベが公開)を、タイヤ幅の区分ごとに使えるリム内幅の最小〜最大に直したものです。リム内幅はリムの内側の幅(フックの間)で、外幅ではありません。この表は規格上の組み合わせで、外れたら付かないという意味ではありません。シュワルベは表にない組み合わせでも実用上問題ない例は多いとしつつ、その場合は自己責任で、規格が実情より遅れがちだとも書いています。フックレス(ストレートサイド)リムに付けられるのはチューブレスレディ(TLE/TLR)のタイヤだけで、チューブを入れて使う場合も同じです。リムメーカーの最大空気圧・対応タイヤの指定がある場合はそちらを優先してください。表は改定で変わっています。シュワルベの2015年版の表(当時のETRTO)では23mm幅は内幅13〜15mmと細いリムが前提でした。2020年ごろの改定で設計の基準になるリムが広がり、たとえば25mm幅のタイヤは内幅19mmのリムを基準に作られるため、15mmのリムでは表示より細く(約23mm)なるとされます。ISO 5775 の表(Wikipedia 掲載)は上限がこの表と同じで、下限は22〜27mm幅で13mm、28mm幅で15mmと、細いリムまで含みます。実際の幅は製品の誤差や空気圧で1〜2mm変わり、太くできるかはフレーム・ブレーキとのすき間でも決まります。
取り違えやすいリム(付け替えられません)
注意すること
よくある質問
出典
- Sheldon Brown(Harris Cyclery)「"26 Inch" and "27.5" Bicycle Tires」(2026/10/17 確認)
- Sheldon Brown(Harris Cyclery)「Tire Sizing Systems(ISO/ETRTO・BSD 一覧・小数と分数の法則)」(2026/10/17 確認)
- ブリヂストンサイクル「クロスファイヤー ジュニア 製品ページ(タイヤサイズ)」(2026/10/17 確認)
- ブリヂストンサイクル「ハイディツー 製品ページ(タイヤサイズ)」(2026/10/17 確認)
- パナソニック「Q:タイヤサイズの表示で"WO"や"HE"とは何ですか。」(2026/10/17 確認)
- サイクルベースあさひ「タイヤの直径「ETRTO」(エトルト)について」(2026/10/17 確認)
- Schwalbe(Ralf Bohle GmbH)「Schwalbe Tech Info(2015年版・英語)」(2026/10/17 確認)
- ミシュラン「Dimensional Conversions tables(自転車タイヤ ETRTO・インチ・フレンチ表記の対照表)」(2026/10/17 確認)
- Schwalbe(Ralf Bohle GmbH)「What tire sizes are available?(タイヤサイズ一覧表)」(2026/10/17 確認)
- Schwalbe(Ralf Bohle GmbH)「Possible combinations of tire widths and inner rim widths(ETRTO Standard 2024)」(2026/10/17 確認)
- Wikipedia(英語版)「ISO 5775」(2026/10/17 確認)
- サイクルヨシダ「自転車タイヤ寸法サイズ一覧」(2026/10/17 確認)
- Schwalbe(Ralf Bohle GmbH)「Bicycle Tire Dimensions(Technology/FAQ)」(2026/10/17 確認)